療育物語【第1章】~第2話~息子の発達障害診断を受けに行ったきっかけ②

体験談

 こんにちは!パーチャルファイターです!

今回はなぜ息子の発達障害診断を受けに行こうと決意したかの続きをお話しします。

「うちの子は発達障害なのかな?」「他の家庭ではどうなのかな?」「療育は大変!疲れた・・・」と悩まれている方々に見ていただきたい記事です。

悩みつつ、「子どもの未来を明るくしていきたい」と前へ進むきっかけになれば幸いです。

※もちろん「うちの子は障害じゃない」と考える事も大事な考えです。

 障害でなければ障害でないですし、そうであれば心の準備が必要になってくるかと思います。

うちは受け入れる時に戸惑いは隠せませんでした。

ただ、療育始めて1年が経ち、受け入れて行動していく内に我が子の考えを理解できるようになり(子の本音までは分からないですが・・・)少なくとも受け入れる前よりは明るい未来に進んでいると自信があります!

本題に入る前に登場人物の名前を紹介します。

妻⇒Iちゃん

息子⇒チョチョ

娘⇒カカ

また、

発達障害かなと判断した事を書いている文には赤マーカー

発達障害関係でお役立てできそうな文にはマーカー

その他お役立てになりそうな文には黄マーカー

の表示をしていきます。

 前回の記事のリンクを貼っておきます。こちらもご覧になられれば幸いです。

療育物語【第1章】~第1話~息子の発達障害診断を受けに行ったきっかけ①

それでは本題に入ります!

今回の結論

 まずは今回の投稿の結論ですが、

一番のきっかけは保育園等で他の子ども達と比べた時に、違う行動を取ったりする事が目立ったからなのかと考えてます。

自分は周りと比べるのはあまり好きではないです。

しかし、現状を受け止めてそこからどうしていくかという事が、子どもの人生にとって一番大事だと考え、このように判断しました。

ただ、比べた事を直接子どもに伝えてはいけません。障害の有無関係無しに人それぞれ個性があります。大事なのは現状を知った上で行動する事です。

まずは子どもをしっかり見て現状を知りましょう。

調べた限りクロですね

保育園での生活について👦

 年長になりチョチョは保育園に転園しました。

同時にカカも年少に上がりました。

元々カカは同保育園2歳児クラスに入ってましたが、年少に上がるという事で入園式に参加する事となりました。チョチョも転園となりますが、入園式に参加する事となります。

転園した保育園は近所という事で、知っているお友達が大勢いました。

みんな温かく優しく迎えてくれて、親としては嬉しい限りでした☺️。

ただ、環境が変わった不安なのか?興奮なのか?チョチョ走り回ったり先生の話を聞かなかったりで、最初は笑顔だった先生もそうこうしている内にしかめっ面で注意してました😡。

入園初日に叱られるとは、昔の自分かよ・・・?笑

そんな感じで保育園生活が始まりました・・・が、当時世界中に猛威を振るっていた新型コロナウィルスの影響で最初の緊急事態宣言が発令。(ブログ書き込み中もコロナで世の中が大変な時なのですが)

それにより保育園から親が見れる子どもへの登園自粛要請が出て、妻Iちゃんの職場ではパートに対して出勤停止が出た為保育園に預ける事ができずに家で見る事に・・・

 ある日自分が休みでチョチョと一緒に保育園の前を歩いていると、保育園の窓から「チョチョく~ん!チョチョく~ん!😀」と登園しているお友達や先生達から声掛けられて、「愛されてるんだな~」と感心している自分。

が、それに対してチョチョは「うるさ~い!!🤬」と返す。

「まじかよ?😲」と思う自分。チョチョをなだめながら「ありがとう😥」と返事しながらその場を去ったが、今思えば特性上「大きな声・音」が苦手だったり、まだそんなに親しくなっていない時だったから不安があったのであろうと思います。

 

 最初の緊急事態宣言も明けてようやく登園自粛も解除され、本格的な保育園生活が始まった。

しばらく保育園に通っていると妻Iちゃんから、チョチョが保育園で支援を受けている話を聞く。

全国的なのか?市の方針なのか?その保育園だけなのか?児童によっては支援の先生が付き、年2回ほどの保育園の園長先生とクラスの先生と親との面談がある。面談では感染対策しつつも両親出席は可能であった。(親は片方のみ出席と要請する保育園もあるかと思います)

保育園ではなかなか教室に入る事ができずに別室や教室の廊下に机を置いて支援の先生に見て頂いていた。

Iちゃんからその話を聞いている内は内心もどかしい気持ちとなっていたのだが、

今思えば転園したりして不安があり、教室に入る事が怖かったのであろう。

理解できてなく申し訳ない・・・

 1回目の面談が夏頃に行われた。

この時は園長先生と支援の先生とうちら両親での面談で、小学校入学に向けての準備についての話し合いを行った。

内容としては小学校に入ってから通常級や支援級、通級がある事を教えていただき秋口までにはそれを見据えた準備をしていかなければならないと行く事を教えていただいた

面談が終わり部屋を出ると、チョチョが顔に赤いマーカーを書いて園庭を走り回っていたのを見かけた。

担任の先生によると衝動的に自分で顔に書いて急に走り出したとの事だった。

それを見てIちゃんと自分はあぜん・・・としたが、だからこそ真剣に向き合い、どうしていくか考えていかなければならないとも思えた。

家族で過ごしている中での出来事👩‍👩‍👧‍👧

 ここでは家族で過ごしている中で「発達障害なのかな?」と疑えた事例を書きます。

ただ、人間の特性上こういった事は誰でも起こりうる事ですので、下記の事が100%発達障害の判断材料になるという事ではございません。

①刺激を感じやすい

 チョチョが2歳になる少し前に海水浴に行った。

この時は内海で波が弱い所での海水浴で特に何も無かった。

その数日後に別の海に海水浴に行き、この時は波が少しだけ強く波がチョチョの足に当たるや否や

チョチョ「砂~砂~!!😭😭😭」

といった感じであまり海に入れずにいた。

波が当たる度にサンダルと足の間に砂が入ってきて、それがストレスになっていたようだった。

 チョチョが5歳になる前にグアムに旅行に行った時に(コロナ前です)ホテルに隣接する海でシュノーケリングで遊んだりして、この時は普通に遊んでいたのだが、その後にホテルのプールで遊ぼうとしたのだが、

チョチョ「ホテルの部屋に戻りたい!!」

と言い、せっかく来たからプール行こうよと誘うも譲らず。

今思えば、きれいな景色や初めて見るナマコに興奮したりと、感動し過ぎたのか、それで疲れたのだと思う。

残念そうにしている自分達を見て、

チョチョ「みんなごめんね」

と気を遣う発言があった。

こうして、普段味わう事がない体験を沢山できて帰りの飛行機に乗る。

飛行機の窓から小さくなるグアムの島を見て

Iちゃん「見て、チョチョ!さっきまでいたグアムがあんなに小さくなってきたよ」

それを聞いて

チョチョ「いやだ!帰りたくないよ!」

と突然泣き出すチョチョであった。

眠たくて仕方がない赤ちゃん

②習い事での出来事

 チョチョは数字が好きなので、4歳の時にそろばんを習わせたいと思いそろばん教室に見学に行った。

最初は座って問題を解いていたのだが、数分してから掲示物やそろばん自体に興味が移りあっちこっちに走り回ったりしたりした。結局そろばん教室の授業時間の間、ずっと座るのは難しそうだと判断し断念する事に。

 また、3~5歳の時にスイミングに通っていた。

できる時はできていたのだが、その中で順番を飛ばしたり他の子や先生の邪魔をしたりする事が目立っていた。

2年頑張ったが正直な話、お金払い通いながら他の子や先生の邪魔をする事に疑問を持ち、本人も好きで行ってなかった為保育園転園前に辞める事とした。

習い事の選定は難しい・・・

「デスクワーク中に頭痛を我慢する男性」の写真[モデル:大川竜弥]

③その他出来事について

その他気になった事としまして、

こだわりが強い「どうしてもこれじゃなきゃやだ」という基本的に譲らないというこだわり
また、こんなことでそんなに怒る??といった事が起こる
指示が通りにくい気になる事が有るとそれにばかり気が取られて、話を聞かない
集中力が続かない叱られたりと本人に取って嫌だと思う事が続くと他の事をやりだしたり、寝転んだりして、
「ねえ~まだ~??」と言ってくる。
だが、話は意外と聞いている。
疲れやすい・自分がやろうと思った事であれば強い集中力ワークなど自分が納得するまでやり続ける。
・一生懸命やり過ぎるので疲れやすい。
注意力が散漫・話すときは相手の目を見ない。
・相手の問いかけに対し、自分が思った事を話し出す。

などなどです。

さいごに

 以上が発達障害の診断を受けようかなと考えたきっかけです。

自分の子と他の子と見比べて色々思う事があったりしましたが、現状を見た後は自分との戦いになります。

比べた時に「何であの子はできるのにあなたはできないの?」

なんて子どもに言ってしまっては子どもの否定になります。

かと言って

「あなたは○○できるんだ!すごいね! あの子はできないみたいだよ」

というのもダメです!

前者だけにとどめましょう。ここは自分の子だけに集中しましょう!

自分が考えるアクションプランは

「親が現状を知る」⇒「受け止める」⇒「行動をする」⇒「子どもがどんな感じか見る」⇒「それに沿った行動を取る」

の繰り返しかと思います。

「子供をおんぶする父」の写真

自分自身も療育について分からないことだらけで、時に可愛いはずの自分の子を傷つけてしまう事が有ります。

だからこそ子どもに負けないくらい親が成長しないといけないと、我が子を見てると考えさせられます。

これからも一緒に頑張っていきましょう!

ここまで見ていただき、ありがとうございました!

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