こんにちは!パーチャルファイターです。
今日は小学校入学を控えたお子さんを中心にお勧めしたい本『みんなのためのルールブック』を紹介したいと思います。
お子さん自身やそのご家族・お友達が楽しく生活する為にどうすれば良いかが分かりやすく書いてある、まさに攻略本と言えます!
もちろん、新1年生だけでないお子さんにもオススメです。
なぜこの本がオススメかと言いますと、
1.全ページフルカラーで「あたりまえ」のルールを50項目紹介
2.なぜ「あたりまえ」なのか?を紹介してくれている
3.「あたりまえ」のルールが将来どのような形で役に立つのか紹介してくれている
の3点が挙げられます。
「あたりまえ」の事なんて、みんなやってるでしょ?
わざわざ本を読んで勉強する事なのかしら?
自分自身、本を読んで「あたりまえ」を考えさせられました。
小学校入学前のお子さんを中心に読み聞かせる事をおススメします。
著者:ロン・クラーク氏
出版社:草思社
著者の紹介
著者のロン・クラーク氏はアメリカの小学校教師です。
28歳の時にディズニー社が選ぶ『全米最優秀 教師賞』受賞の実績があります。
他の著書としまして、『あたりまえだけど、とても大切なこと』があり、世界的なベストセラーとなっています。
自身の教師生活での経験やノウハウを元にし、『世界中の方々に楽しい人生を生きてもらいたい!』という思いで本を書かれてる印象です。
本を知ったきっかけ
自分がこの本を知ったきっかけは、娘が通う保育園の担任の先生に本を紹介していただいた事です。
自分の娘は周りの児童を比べて言葉が遅く、人前では内向的で先生からの支援を受けております。
担任の先生は、児童一人一人に寄り添ってくださる方で、娘についても気に掛けてくださっております。
年中の終わり頃に先生から紹介と同時に本をお借りしました。
自分自身この時は本を読んでなく、妻が読んでいました。
本を返す際に妻から「この本とても勉強になる事書いてあるから買ってほしい」と頼まれ購入する事となりました。
本を読んでみての感想
自分は購入後に初めて読む事になりました。
読んでみての感想としまして、
1.フルカラーで読みやすい!
2.「自分も気を付けないといけないな~」と考えさせられる程、為になる事が書いてある。
3.小学校入学時は勿論、在学中のお子さんにも読み聞かせて効果がありそう!
1に付いてはフルカラーなので、子どもでも大人でも頭に入りやすく書いてあります。
2に付いては大人になって忘れてしまっている親しい中での礼儀作法等書いてあるので、「自分も気を付けていかないと人が離れてしまうな~」と考えさせられました。
※書いてある事はお子さん目線です。
3について、学校でのあたりまえのルールが分かりやすく書いてあり、もうすぐ小学2年生になる息子にも効果が有りそうな内容でした。
学校では沢山の児童がいるので、先生がひとりひとりに細かく納得感のあるルールを教えるのは難しいのかなと思えます。
子どもの行動は親の責任が掛かってくるので、家で納得感のあるルールを読み聞かせる事がベターかと思います。
また、学校で実際にやってきた行動を振り返る事ができて、頭に入りやすくなります。
もちろん、学校だけでなく、家での生活でも役に立つ事も書いてあります。
息子は性質上とても頑固で指示が入りにくいのですが、
「本に書いてある事やろうと思う!」
と好反応でした!
本の中身について
次に本の中身について紹介します。
50個あるルールの内、いくつかピックアップして紹介したいと思います。
1.人の成績を言いふらさない
『人のテストの成績を見て、他の人に言いふらしてはいけない!』 というルールです。
子どもも大人も、人によって得意不得意などの能力差はどうしてもあり、誰しも何かしらの劣等感に思える事はあります。
テストの成績でなく、失敗した事や恥ずかしいと思える事を他の人に言いふらされてしまって、傷付かない人はいないと思います。
傷ついてしまい、劣等感が膨らんだりして、『もうこれはやりたくない!』『恥ずかしいから学校行きたくない!』と考える子もいるでしょうし、その子の人生を悪い方向に変える事にもなりかねません。
言いふらした人も、それを続けていると『この子すぐ言いふらすから友達になりたくない!』と思われてしまいます。
そうなると周りの人が離れてしまい、自分自身も嫌な思いをする事になります。
たまたま人の失敗が見えてしまう事もあります。
どう思うかは自由ですが、自分も周りも嫌な思いをしない為にも心の中にとどめておきましょう。
2.宿題は必ず提出しよう
みなさんは、「何の為に宿題をやるのだろう?」と考えた事がありますか?
更にお子さんや生徒さんから、『何で宿題やらないといけないの??』と聞かれて困った経験無いですか?
「学校から出されてるからやりなさい!」と困惑しながらも答えた経験無いですか?
そんな疑問・困惑を無くす答えが、この本にありました!
それは、『期限までに課題をこなす事を学ぶ為』です!
大人になって仕事をするようになれば、大半の方は「いついつまでにこの仕事やってください」と頼まれる事が有るでしょう。
また、仕事だけでなく私生活の約束事も同じです。
どこか遊びに行く時に「何時にどこどこに集合ね」と約束する事もあるかと思います。
仕事も私生活でも期限・約束を守れるか守れないかでその人の信頼度は大きく変わってきます。
守る事を続ければ、「この人と約束して良かった。またお願いしよう」と信頼を得る事ができるでしょう。
逆に守らない事を続ければ「この人には頼みたくない!」「この人とはもう会わない!」と信頼を無くしてしまう事にもなります。
人生を円滑に進める為にも約束事を守る事は大事です。
体調が悪い等の何かしらの事情で宿題・仕事・約束事ができない・・・と言う事も出てくると思います。
でも、普段からこなしていれば許してもらえる可能性も出てきます。
宿題をやる事は手っ取り早くノーコストでできる為、約束を守るトレーニングとして最適です!
我が家でも宿題をやる理由をこのように教えてます。
うちの息子もイヤイヤ言いながらも宿題やれてますよ。
たま~にヤル気の時もあります。(笑)
3.前向きに生きて人生を楽しもう
『うまくいかない事が有っても、前向きに生きよう』というルールです。
『うまくいかない事があっても人生の素晴らしい面に目を向けて前向きに考える』事を教えてくれてます。
子どもの内からそう考えていけると強いですね(^^♪
生きている上でどうしても嫌な事に出くわす事はあります。
その時に「もうだめだ~私の人生嫌な事しかない~」と思ってしまう気持ち、分かります。
その中でも、多かれ少なかれ良い事もある事は無いでしょうか?
嫌な事が有るからこそ良い事が幸せに思えるという価値があります。
自分自身の経験ですが、「①何をやっても否定され続けた地元での幼少期」「②やたらと付きまといイジワルしてくる地元での周囲の人間」「③パワハラ上司に支配される日々」等人生の黒歴史をいくつか乗り越えてきました。
この時はどんなに幸せな事が起こっても生きた心地がしませんでした。
しかし、自分の選択次第で人生を変える事もできます。
①②に関しては地元を出て県外に就職した事により解決できました。
③に関しては上位管理者に相談し続けた矢先に人事異動で上司が変わり、支配から逃れる事ができました。
このように黒歴史はずっと続かない事があるのだなと思えました。
黒歴史の真っただ中にいると本当につらいです。
ただ、「どう切り抜ければいいか」を考え「自分にとっての最善アクションを取る」
こういった生き方を子供のうちに親が教える事は大事です。
お子さんが悩んでいる時はしっかりと話を聞いてあげましょう。
親が味方になるだけでもお子さんは幸せを感じる事ができます。
しっかりと話を聞いてあげる事は大事だね。
その為にもパートナーが子育てに参画する事も必要じゃないかしら?
うっ!!
さいごに
以上が新1年生の攻略本となる『みんなのためのルールブック』の紹介になります。
これから入学するお子さんはもちろん、学校や幼稚園・保育園に通っているお子さんに読み聞かせする事をオススメします。
本に書いてある事に親さんの考えを補足していくとベストかなと思います。
親さん自身の考えを口に出して説明する事により、親さん自身の成長にも繋がります。
お子さん自身が読んでみる事も有りです。
本を元に親子で話し合えると良いですね。
本のリンクを貼っておきます。
この本を読んで、学校や普段の生活を楽しんでいきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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